常勤と非常勤での働き方!違いについて!

一応の目安はあるがケースバイケース

医師として医療機関等に勤務する場合、働き方は2種類あります。すなわち、常勤医師と非常勤医師です。
常勤とは、勤務先において定められている所定労働時間の全部を勤務することをいいます。一方、非常勤はその常勤者よりも短い労働時間で勤務することをいいます。
国の規定では、1週間の勤務時間が32時間以上の者を常勤、32時間未満の者を非常勤としています。ただしこれはあくまでも行政側が医師の勤務実態を把握する際のルールであり、個々の医療機関における所定労働時間を規制するものではありません。したがって、たとえば週36時間を所定労働時間としている病院であれば36時間勤務を行っている者が常勤医師となり、これに満たなければ32時間以上勤務していても職制上は非常勤扱いとなります。

待遇の違いもまた千差万別

労働時間以外に常勤と非常勤の間にはどんな違いがあるかというと、1つは社会保険制度への加入です。現行のルールでは、非常勤者が健康保険や厚生年金に加入するには常勤者の4分の3以上の勤務が必要となります。これを満たさない場合は、自ら国民健康保険や国民年金などに加入することになります。
その他の待遇面については、勤務先によってケースバイケースとなります。常勤か非常勤かによって諸手当の支給等に差異が設けられている場合もあれば、まったく同一の権利が付与されているところもあります。福利厚生についても同様です。
また、同じ非常勤者同士でも、勤務時間の多寡によって待遇が異なることがあります。週に1日のみ、2日のみといったごく短時間の勤務の場合は、他の業種におけるアルバイトやパートタイムと同様、時給制や日給制による基本給のみ、という職場が大勢を占めます。